歴史教育の生むトラブル

歴史教育は、自国および世界各国がどのように現在に至ったか、というの流れを知り今後に活かしていくために必要な教育です。
しかし、事実はひとつでもその事実の受け取り方は幾通りもあるため、時にこの学問は国内外で物議をかもしやすいデリケートな話題となりえます。
例えば、各国の利益に関わる戦争などはなかなか解決しない傾向があります。
やはり人間は自分たちの国の利益を考えてしまうのでどちらに非があるか意見が割れたり、賠償金問題がまとまらなかったり、相手の国に様々な嫌がらせをしたりすることがあります。
ある国ではヒーローとされる人物が一方の国では極悪人扱いされることも珍しくありませんし、逆に意識の違いという点においては政府が他国に対して喚いているのに国民は興味がないケースもあります。
国内においてすら意見が分かれる事件も多く、歴史教育はそういった意見をうまくまとめなければいけないので非常に難しいのです。
もちろん歴史は真実の積み重ねですから偽りを教えるわけにはいきません。
よって学者は証拠を求めて日々奔走しています。
ただ、真実を突き止めて後世に伝えるという責任がある以上常に公平な立場を保って言動を選ばないといつまでも歴史は捻じ曲げられたままになってしまいますから気を付けないといけません。
また、意見が異なる人や国に出会った場合には、正しい教育のため、相手を非難する前に根拠を探してお互いが納得する結果に持っていく必要があるのです。